池田屋跡 
   
   近藤勇を中心とする新撰組が、池田屋で密会する
   長州や土佐の尊皇攘夷派を襲撃した事件として
   有名です。
   尊皇攘夷派は、御所に放火して混乱に乗じて、孝明天皇
   を長州に連れ去り、松平容保や一橋慶喜を暗殺しようと
   計画していたとされます。
   新撰組による襲撃は、ちょうど祇園祭の宵々山で賑わう夜
   だったと伝えられています。
   桂小五郎は、会合に早く着いたために外出していて
   難を逃れたとも、屋根伝いに逃げたとも言われています。
   この騒乱の結果、多くの藩士を殺された長州藩は、京都に
   向けて進軍し、禁門の変を起こします。
   今はひっそりと石塔が残るだけです。
   三条大橋を河原町通りに向かう途中にあります。
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